広島県廿日市市の税理士です。税務調査、法人税、消費税、相続税、相続対策・事業承継、節税対策、保険の活用

上手な調査の受け方

 上手な調査の受け方


 税務職員とケンカしても意味がない

 「ケンカしても意味がない」というのは、税務職員の言いなりになれということではありません。
 当方の主張をきちんと伝えるのは当然です。

 税務調査に最初から協力しない態勢で臨むのは、間違いだということです。

 税務職員も人間

  •  ケンカを売らないことが賢明
     人は誰でも、ケンカを売られたらやり返そうという気持ちになります。「売り言葉に買い言葉」といいますよね。税務職員もそうなのです。
  •  調査は税務職員の使命
     調査は税務職員の使命です。調査を拒否したら、税務職員がしっぽを巻いて帰るだろうと思うのは甘い考えです。
     中には虚弱体質の職員もいますが、通常の職員は「このやろう!」と思うでしょうね。
  •  より厳しい調査に展開することも
     調査を拒否されたら、他の手段を考えます。上司である統括官と相談をして、より厳しい調査の方向に動くでしょう。調査担当者の数が増えたり、調査の終結時期が延びるだけです。

  •  交通違反でも同じことが起こる
     交通違反で、これと似たことをご覧になったことはありませんか?
     信号無視などで、白バイに捕まった人が反抗したら、あちことからあっという間に他の白バイやパトカーが集まってきます。
     警察官も、文句を言われて引き下がることはできないので、仲間を呼ぶのです。

  •  丁寧に説明し、理解してもらうことが最良の手段
     税務調査は交通違反とは異なり、現行違反ではありませんから、脱税の覚えがないのに調査を拒否したり、ことさらに権利を主張しても何ら得はありません。
     税務職員の一部には、わけのわからないことを言ったり、人の言うことを聞こうとしない者もいますが、取引などの事情を丁寧に説明すればわかってくれます。

 ケンカをせず、丁寧に説明をして早く調査を終わってもらった方がよほど得策なのです。


 強力な権限「質問検査権」

  •  質問検査権は強力な権限
     税務職員は、「質問検査権」という強力な権限を持っています。
     質問検査権とは、納税者に対して質問し、帳簿書類や財産などを検査することができる権限です。
  •  嘘の答弁や検査の拒否はしっぺ返しを覚悟すること
     嘘の答弁や検査を拒否した場合には、罰則規定もあります。

 嘘を言っても、税務職員は必ず確認作業をしますので、その嘘はばれてしまいます。
 その結果、重加算税の対象になることもあり、思いがけないしっぺ返しの可能性を考えておかなければなりません。

 反面調査という手段もある

  •  反面調査は質問検査権の範ちゅう
     税務職員は、取引先に対して取引の確認をすることができます。
    これを「反面調査(はんめんちょうさ」といい、質問検査権の範ちゅうにこの調査手法を含んでいます。
  •  納税者が嘘の答弁をしたとしても
     納税者が調査を拒否したり、嘘をついたりしても、この反面調査によって真否の確認ができます。
  •  反面調査は会社に大きなダメージを与えることもある
     反面調査は、場合によっては会社や業者にとって、大きなダメージになりかねません。
     取引先から電話があって、「あんたんところの調査の関係じゃと言うて、税務署から2人来とる。おたくはそんな会社なんか、うちも仕事があるから迷惑なんよ。」と言われたりします。

 反面調査は税務職員の判断によって実施することができますので、納税者がそれを拒否することは不可能です。
 しかし、納税者(又は税理士)が取引の正当性を丁寧に説明し、税務職員が「なるほど」と思ってくれれば、反面調査の可能性は低くなります。

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional